一般には聞きなれない、荷捌き場テントとは?

一般には聞きなれない、荷捌き場テントとは?

あまり一般の方には、触れる機会がないものが荷捌き場テントではないでしょうか。
それもそのはず、用途としては物流センター、工場、倉庫などのトラックから荷物を積みおろす場に設置するテントなので一般の方、つまり関係者以外の方は立ち入る所ではないからです。
この荷物を積み降ろす場を荷捌き場と呼び、荷物や作業スペースを雨から守る目的でテントを張ります。
構造は鉄骨柱を立てたものに梁、棟などの鉄骨を組み、フレームに合わせテント生地をロープで編みこんでシートを固定したもので、テントといっても建物に分類され「建築確認申請」が必要になります。
ただ軽微なサイズでキャスターがついていれば工作物、仮設扱いとなります。
こうしたテントはキャスターテントとも呼ばれ柱の足元に車輪を取り付け、鉄骨自体を可動させるものです。
手動で開閉させるものから電動で可動させるものまで荷捌き場テントは用途に応じてサイズや仕様などお客様の希望に合わせ製作することが出来ます。

荷捌き場テントなど業務用テントの種類

工場や倉庫などのトラックの積み下ろしを行う場に設置する荷捌き場テントのように業務用テントには、日ごろ一般の方が気にかけない場に多く使用され、言わば陰の立役者です。
ではどんなものがあるのかその種類を見てみましょう。
オープンテラスの日よけや大型の庇、屋外作業場のテントに開閉式のテントがあります。
雨天や晴天時の天候に合わせ開閉できるテントはワイヤータイプとレールタイプがあり、ワイヤー式は40平方メートルの大きさにも対応できて強風に耐えうる耐久性があります。
レール式は天井部にワイヤーの露出が無いため、店舗のテラス席など景観を重視する場所にぴったりです。
そのほか業務用テントにはシートハウスと呼ばれる倉庫型のテントがあり常設倉庫として使用できます。
またオーニングテントとは軒先テント、テント看板と言われ雨除けだけでなく看板として使用される商業テントです。
このように業務用テントには荷捌き場テントのみならず様々な用途に応じたテントがあります。

テント業界の歴史に見る荷捌き場テントまでのあゆみ

商業用から産業、工業向けテントとして荷捌き場テントなどのテント屋根の需要が拡大していった現在ですが、そもそもテント業界の歴史は古く、戦前から軍用向けなどトラックのシートをメインにしていました。
戦後は商業用のテント生地としてお店の軒先などに使われはじめ普及していきました。
当時ハンドルを回してテントを出し入れできる巻き上げ式テントが流行ったりしました。
こうした店舗テントは最も歴史が長く50年以上も続くキャンパス生地が代表的です。
その後、高度経済成長期に商店街などで需要が拡大し、一時は全国に6000店ほどのテント屋が存在したそうです。
やがて個人商店から商業施設などの大型ショッピングセンターに賑わいが移行すると多くのテント屋さんが廃業し今ではその数も2000店ほどです。
現在はデザイン性の高いキャンパスが開発され、テント看板、通路テント、デザインテントなどに広まっています。
荷捌き場テントで楽しく保管
今後もテント業界を取り巻く環境は変わり続けますが、需要が無くなることはなく時代に合わせテント製品の開発は行われ、荷捌き場テントもそうした産業用テントのひとつです。