念仏宗にふれてください

念仏宗にふれてください

ここまでは、念仏宗の基本的な考え方について書いてきました。
ここであらためて、そもそも仏教とは何だろう、ということについて考えていきましょう。
浄土宗、浄土真宗、時宗。
日蓮宗、天台宗、曹洞宗……仏教にはいくつもの宗派があります。
それぞれの宗派は細かく枝分かれしており、それらを足し合わせると何百という単位になるといいます。
その複雑さが仏教のわかりにくさ、とっつきにくさの原因ともなっています。
けれど、あえて単純化をすると、仏教の究極的な教えは、ものすごくシンプルなところに落ち着きます。
「正しく生きれば皆救われるよ」。
あらゆる宗派は結局、同じことを言っているのです。
仏教のいう正しい生き方とは、現状を受け入れ、よこしまな感情に振り回されず、つねに進むべき道を見据えるというもので、言ってみれば当たり前のことなのです。
仏教は役に立つかと聞かれれば、すぐにはこたえられません。
ただ、生きていくなかで道につまずいたり、道を見失った時に、ふっとそばに寄り添って、道しるべになってくれる。
仏教とは、そういう存在なのではないでしょうか。
門戸は、つねに開かれています。
念仏宗についてもっと知りたくなったら、全国各地のお寺に足を運んでみてください。
実際に行ってみて、お坊さんのお経を聞くだけでも、念仏宗のエッセンスは感じられるはずです。