臨床検査のパイオニア、保健科学研究所

臨床検査のパイオニア、保健科学研究所

臨床検査という言葉を聞くと、どんなイメージがあるでしょうか。
「なんだか難しそう…」、「専門家がやっていること」、「自分とはあまり関係ないもの」と思われる方が多いかもしれません。
しかし、臨床検査は私たちの生活と大きく関わりを持っている分野なのです。
体調が悪くて病院に行ったり、年度はじめに健康診断を受けたとき、採血や検尿を受けた経験があると思います。
採取された血液や尿は、「検体」と呼ばれますが、こうした検体は、どこで検査されているのでしょうか。
検体は採取された後、民間の検査機関、衛生検査所で調べられるのが一般的です。
実は私たちの健康に大きく貢献している臨床検査。
「保健科学研究所」は、そんな臨床検査のパイオニアです。
保健科学研究所は、検体検査を行う、民間の衛生検査所の草分けであるといわれています。
昭和30年に設立され、検査機器の自動化を日本で初めて行うなど、豊富な経験と高い技術力を持った企業です。

保健科学研究所の検査事業

臨床検査のパイオニアである保健科学研究所。
病院や健康診断などで採取した血液、尿、便を検査し、私たちの健康に大きく貢献している企業です。
検査機器の自動化や、検体にバーコードを付けるシステム、通信端末で検査結果を送信する機能、電子カルテとの連携など、迅速で正確な検査をモットーとしています。
また、遺伝子や染色体を扱い、先天的・後天的な疾患・感染症の予防へつなぐ、遺伝子関連の検査事業にも携わっています。
認知症の早期発見につながる、MCIスクリーニングと呼ばれる血液検査や、新薬開発に貢献する薬の治験事業にも取り組んでいます。
検査の品質を向上させるため、新入社員研修や研究発表など、教育・訓練システムも整っています。
保健科学研究所が検査するのは、私たちの体だけではありません。
飲料水やプール、公衆浴場の浴槽水の水質検査など、環境計量の事業にも取り組んでいます。
あらゆる視点から医療と人間を見つめ、私たちの健康に貢献することを目的としています。

保健科学研究所のその他の事業

保健科学研究所は、臨床検査を主要な事業としていますが、取り組んでいる事業は検査だけではありません。
あらゆる視点から健康を考えることがモットーの企業のため、様々な取り組みを通して健康を追求しています。
まず、介護事業があげられます。
高齢化社会を受けて、認知症になったり、介護が必要な方々も安心して暮らしていける場所を作ることを目的に、グループホームや介護事業所を運営しています。
また保健科学研究所は、農業事業としてダチョウ牧場も運営しています。
ダチョウの卵は、病原体の抗体作成に利用されたり、化粧品に使われていたりと、近年その可能性の大きさに注目が集まっています。
ダチョウ飼育を通して、人の健康のための研究を行っています。

また、教育事業にも携わっており、子どもたちが英語に触れあう機会を作ることに取り組んでいます。
英語を使って遊んだり、学んだりする、学童保育や幼児教育施設も経営しています。
臨床検査とはイメージの異なる事業も営んでいます。